交流会・・・

コラム
 先月、養老渓谷の某温泉で年度末恒例の交流会を行なった。今年で4回目、熱海・
日光・箱根、そして房総と温泉地を巡り歩いている。
 交流会の目的は会員相互の親睦を深めることにあるのだが、平たく言えば「一年に
一度くらい酒を呑みながら将棋を指したいよね。温泉地でじっくりと―――」とある。
 しかし、参加者は昨年と同じ4名、かつ全員初回からの皆勤者。メンバーは固定化
し、場所を変えてもいま一つ新味に欠けてしまうのである。
 しかも、「じっくり将棋を指す」というのもだんだん怪しくなり、今年の持ち時間
は各20分で秒読みは30秒! 初めの年に持ち時間を長くしたら、温泉に入り損ねそう
になった苦い経験を受けてのもの(はい、私が当事者です)。
 おまけに総当りで三局の予定がなんとなく二局で終了。暗黙のうちに次の例会の手
合いを気にしてしまっている。会員が増えていれば心配せずに済む話なのだが、この
一年、あまり成果はなかったし・・。
 湿っぽくなってしまったが、春は別れの―――、もとい!出会いの季節。関東近辺
へ来られる方は気軽に例会へ参加して頂ければと思っている。来年の交流会は、夢の
同時3対局、6名以上の参加が目標、参加者、随時受け付けてます。。
   (二〇〇七年四月号 T.T)