コラム

将棋駒との出会い

 私の駒作りの出会いは、ある日突然起きたのです。額縁専門店に長年勤めていたの ですが、60歳定年となり会社を退職する事になりました。会社のお客様で絵の先生を している肩が、将棋が大好きで、私の退職祝いに駒木地をプレゼントしてくれたので ...
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将棋と仕事の価値観

 将棋に没頭した大学生から卒業し、社会人になってから早2年がたちました。この 頃、将棋の考え方が社会人でも当てはまるな。と感じています。  私は、将棋には1手1手に意味があり、メリット、デメリットがあると思ってます。 四間飛車の将棋で...
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昔の自慢話シリーズその2・有段者名簿

 昔々将棋連盟から「有段者名簿」というのが発行されていたのを御存知でしょうか。 全国及び海外の免状所有者の住所氏名が載った名簿です。免状には権威があると信じ、 段位に憧れていた私は生来の自己顕示欲も手伝って将来自分も有段者になってこの名...
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「駒落ち考」

 本誌の読者には、大崎善生氏著『将棋の子』を読んだ方は多いだろう。棋士になり 切れずに、奨励会を去らねばならなかった若者たちの生態を綴った一冊だ。  ゴマンといる将棋の天才を競わせて棋士を選び出す。その棋士の中でも一握りの者 がタイト...
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「準備すること」

 みなさんは将棋を指すにあたって、どんな勉強をしていますか?   わたしは以前から詰め将棋を解くには解いていたのですが、正直な話、根気が必要 で地味にキツイこの勉強法があまり好きになれませんでした。いま奨励会で活躍して いる若い子が「...
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『目標』

 10年前に亡くなった某作家のエッセイ集を、今でも時々読み返すことがあります。 その中のお気に入りの一つは「三日坊主にゃ縁がない」。  なかなか素晴らしいタイトルですが、目標を設定して何かをすることがなければ、 三日坊主にはならない・...
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太陽研に出会えて

 私が太陽研に入会したのは1年前でした。それまで、道場で指した事はありました が、研究会などの将棋は指した事がありません。  初めての例会の出席の時はとても緊張していました。そしていざ対局と臨みました が、予定通り?の3連敗。  悔...
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「運営委員長退任!!」

 この3月に運営委員長を退任しました。  会発足以来12年、委員長と副委員長を交互に務めてきましたが、今回は初めて運営 委員からも外れ、運営の実務からは完全に下りた形です。退任理由は、昨年の結婚以 来、日常的に会活動に参加するのが困難...
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王と玉

 対局の作法に、上位者または目上の人がまず王を置き、そのあとで相手が玉を置く、 というのがあります。大抵の人は知っていますが、あまり気にしない人もいます。作 法通りにと思っても、相手が付き合ってくれないとできません。  初対面の場合そ...
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職団戦顛末記 ―将棋フォーカスチームとの対戦―

 3月某日、日本将棋連盟職員の方から電話があり、職団戦F級の一回戦の相手がN HKの将棋フォーカスチームであることを知らされる。動揺。テレビに映るかもしれ ないので問題ないかとの打診があり、承諾する。宝くじに当選した気分。  だが一瞬...